
2026年3月19日。
娘は小学校の卒業式を迎えた。
卒業おめでとう。
素晴らしい卒業式でした。
親として、この式に参列できたことを本当に幸せに思います。
ありがとう。
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2020年4月、コロナ禍で迎えた1年生。
緊急事態宣言や分散登校、リアルではなく授業はオンラインになったりもした。
自宅では私や妻が先生となり、長男小3と娘小1向けの授業をしてみたりもした。
算数や国語、お絵かきや工作、楽しみながら自宅学習をした。(子どもは家でも勉強で大変だったかもだが)
あれから6年が経ったということだ。
1年生、2年生、3年生と、娘は小学校ではおとなしい方だったと思う。
コロナ禍でマスク生活、給食は
向かい合わずに前を見て食べる。そんな環境も影響したのだろうか。
当時の娘は、あまり自分を出すことが得意ではないように見え、仲の良いお友達しか素の娘のことは知らなかったのでは、と思う。
もしかしたら仲の良いお友達にさえ、素を出していなかったかもしれない。
お兄ちゃんがいる妹。内弁慶。そんな感じだった。
幼稚園のころから先生とは距離が近く、先生を頼りにしていたし、先生に甘えていた。
小学生でも3年生くらいまでは担任の先生との関係にも恵まれ、休み時間は先生と過ごす時間が多かった印象もある。
3年生までの担任の先生は新卒に近い年齢の先生で、また低学年生はまだ不安定なので自立より支えることを重視するのかもしれない。
そんな先生が担任だったのも、学校側の考えだったのだろうか。
4年生の担任の先生は、これまでの距離感とは異なり、キャリアがあって、所謂「先生」っぽい雰囲気の方だった。
娘も近い距離で甘えるという関係ではなく、先生よりも友達と過ごす時間が増えていたように思う。
このころ、娘の学校での過ごし方は転機を迎えたのようにも思える。
授業参観に行った時に、当時仲良かったお友達のSちゃんを紹介してくれたことを覚えている。
Sちゃんとは砂いじりをしている時に打ち解けたと言っていた気がする。微笑ましいエピソード。
4年生の先生は個人面談の時、娘のことを「ほとんど話さないおとなしい子」と言っていた。
家ではおちゃらけることが多い娘は、学校では静かな子だったのだ。
そして5年生になる。
5年生の担任の先生は初めて男性の先生になった。
そしてかつて関係が拗れた子とまた距離が近くなったりもした。
5年生にもなると子どもたちの感覚もだいぶ成長してくる。
特定の友達の中でだけ共有する話題や、大人びた話題もあったようだ。
しかし、高学年とはいえまだ子ども。娘にとって望まない方向に話が進んでしまうこともあるし、さまざまな考えを知り、ぶつかることもあっただろう。
5年生は、成長期であり、思春期であり、徐々に世界も広がるころなのだと思う。
生と死について考えたり、勉強も少し難しくなってきたり、だんだんと素をだせるようになってきたり、友達関係も深くなってきたり、様々な経験やタイミングが重なり、夏休み明けから娘の学校への足取りは、急速に重くなった。
理由は一つではなかったはずだ。
担任の先生に相談する、という選択肢は当時の娘と先生の関係性では簡単ではなく、今思えば、ちょっと心を休めることが難しかったのかもしれない。
その時期に家で過ごす、家族と一緒に過ごすことは、必然だったのだろうと、今は思える。
宿泊体験、運動会(オリンピック)、修学旅行、卒業遠足、
振り返ると節目はちゃんと参加できている。卒業アルバムにも思い出がたくさん詰まっている。
そして、娘は6年生になった。

卒業式の前には、「感謝の気持ちを伝える会」というイベントがあった。
学校の体育館に保護者や先生が集まり、6年生が一人ずつ、これまでの感謝や今後の夢などをスピーチする会だ。
そこで娘は堂々とスピーチしていた。
「私はこの1年間で出会ったモノや人たちを、これからも大切にしていきたい」
「勇気を行動に変えられる決意を持った誠実な人になりたい」
娘にとってこの1年が、とても意味のある時間だったことを強く感じるメッセージだった。
この会では各クラスが合奏する場面もあったが、友だちと会うことを避け、家で過ごしていた娘が、舞台の中心で大太鼓を叩いていた。
素晴らしい演奏だった。
そして、この日娘は卒業した。
久しぶりに成績もついた。
CもBもAもあった。
卒業式はどうなるのだろうと考えた時もあったが、この日を迎えてみると、とても自然で日常の延長だったりもする。
袴はとても似合っていたし、袴に合わせるバッグや靴もお気に入りがみつかったようだ。
式の後に友達と写真を撮る様子は、とても華があったし、本当にこの日を無事に迎えられたことに感謝の気持ちを持つ。
6年間、がんばったね!
コロナ禍、成長、不登校、再登校。
素晴らしい経験ができた小学生6年間。
中学生はドキドキもワクワクもすると思うけど、パパはこれからもあなたの味方です。
おめでとう。ありがとう。






