娘と一緒にやりたい100のコト

2児の父と小学5年生の娘の話

⑪休んでも良いという体験


今朝はいつもより学校に乗り気ではなかった。

 

昨日は「じっくり考えてみる日」として休んだわけだが、当然1日休んだからと言って不安や悩みがなくなるわけではないのだろう。
ただ「休んでもいいんだ」という体験は、娘に心に少しゆとりを作ってくれたような気がする。

この日のミッションとは、児童支援の先生に「1日じっくり考えてみた日」の話をすること。

校門の前ではいつもより気持ちを落ち着かせるのに時間がかかった。
学校には行きたいけど、気分が悪くなったらどうしようという不安がぬぐいされないという。気分がすぐれない時は保健室で休めばいいし、先生も状況はわかってくれているし、早退もできる、無理はしなくて良いことを伝えて送り出した。
渋る娘を送り出すのは心が痛い。

朝の様子から早い時間の早退もあり得るかと思い、いつでも迎えに行けるスタンバイをしていたら、お昼前に学校から電話があった。娘の体調に何か変化があったわけではなく、また少し早めにきてもらって話す時間が欲しいとのことだった。
いったい何の話だろう?

学校に到着し、児童支援の先生と担任の先生、娘と職員室の前で少し話をした。

話の内容は「スクールカウンセラー」のことだった。
どうやらスクールカウンセラーの先生は予定が詰まっているらしく、なかなか約束ができない状況らしいのだが、たまたま明日1枠空いたとのこと。娘にその話をしたら、せっかくなので話をしてみようとなったらしい。

しかし、スクールカウンセラーの時間は明日の午後14時から。
午後学校にいるということは給食の時間を乗り切らなければならないということ。
昼食を抜いたまま午後の授業に出るというのは、基本的に学校では認められない。
しかし、明日は授業ではなくカウンセリングという特例として、親の承諾が得られれば給食抜きの午後もありにしようかと考えているとの相談だった。

一度家に帰り、家で食事をしてから学校に行くプランや午後だけ学校に行くプランもあったが、娘と先生たちと相談した結果、先生にフォローしていただきながら、児童支援の教室で無理せず給食にチャレンジしてみようというプランが採用された。

夏休み明けで、初めての給食からの午後までの学校。
明日はハードな1日になる予感。
カウンセラーの先生との出会いが、娘にとってよいものとなりますように。