娘と一緒にやりたい100のコト

2児の父と小学5年生の娘の話

㉔ガチャガチャを作る


この日は念願の「ガチャガチャ作り」を実行した。

最初は「お金を入れないと回せない」という高度なものを作ろうとしていたが、作り進めるうちにだんだんと難易度があがり、足りない資材なども出てきてしまった。

この手のガチャガチャは「ダンボールで作る=簡単」と錯覚しがちだが、材料がダンボールなだけで構造はかなりリアルで本物に近い。
二人とも、このまま進めることは楽しい工作にならないような気がしていた。

 

竹ひごが足りなかった。
それが原因で作業はストップし、改めてYoutubeで作り方を研究した。
そして、結果としてYoutubeに捉われず、自分たちのオリジナルで作っていこうということになった。

 

そこからの作業は捗った。
いろいろなアイデアも生まれ、最初のYoutubeで見たお手本を見て作るより、ずっとずっと楽しく進められた。

 

お金を入れる場所も作った。
実際にお金を入れると、リアルな音が鳴る。

ハンドル部分には矢印をつけたことでそれっぽくなった。
回し心地も軽すぎず、重すぎずで悪くないと思う。

中身はお菓子から真珠まで、お客様を喜ばせるための景品を用意している。

ガチャガチャ好きな娘が要所要所にこだわりエッセンスをちりばめてた力作だ。

 

その日の夜、娘はやりたいことリストを作った。

合計15個以上のリストで、そのほとんどが「学校でのやりたいこと」だった。

 

明日は兄の体育大会がある。
「パパは明日お兄ちゃんの体育大会の応援に9時頃行って、午前中帰って来られない」と伝えると、娘は「じゃぁ、その時間は学校に行こうかな」と言った。

 

それはここ数日の放課後の登校に比べ、簡単な決断ではないように見えたが、やりたいことリストを作ったタイミングだったのでそう思えたのかもしれない。


明日は久しぶりの登校。
寝不足にならないように、良い目覚めになるように早めに寝よう。