娘と一緒にやりたい100のコト

2児の父と小学5年生の娘の話

㊲3回目のカウンセリング


今日は3回目のスクールカウンセラーの先生との時間だった。
前回のカウンセリングの後、妻は娘に「私も同席してみたい」と言い、娘は「いいよ!」と快諾した。同席は妻に任せ私は留守番をすることにした。

カウンセラーの先生は、「誰が同席しても構わない、それは娘に任せる」と言ってくれていたので、妻が同席するのは全く問題ないだろう。むしろ私がいるより先生もやりやすいかもしれない。

 

今回は1時間の枠になっていて、過去2回に比べると話を聞いてもらえる時間は長かった。カウンセリングの先生は娘の悩みについてたくさん同意してくれたとのことだった。

 

二人がカウンセリングから帰ってきた後、確か15時頃だったと思う。
ダンボールを廃棄しようと玄関を開けると、そこには娘の名前が書いてある封筒が置いてあった。
例の子からの置手紙だった。

 

私は一瞬迷った。
この手紙を娘に伝えるべきか…。
もしかしたら娘が傷つくような内容かもしれない。
見せないほうが良いのかもしれない。

 

しかし、自らの意思で動いたのは娘だし、その反応としての手紙なのであれば、娘に知らせるべきだろうと思いなおした。
届いていることを知らせてから、開封する、読む、読まないは娘にゆだねよう。

 

私は娘を呼び、手紙の存在を知らせた。
娘は意外にも躊躇せず手紙を開封し、内容に目を通した。
私も一緒に読ませてもらった。

 

 

娘は手紙を読んだ後、少し怒っていた。
形式的な内容で、心がこもっているように思えないと言っていた。
そして、これで許せばまた同じことを繰り返す、また同じ目に合わされるとも言っていた。

怒りのようなものだが、それは小さなエネルギーのようにも感じた。

 

 

長男が部活帰ってきた後、夜は娘は長男と妻とリビングにいた。
私は二人に娘を任せ、部屋で少し休んでいた。

 

娘は手紙の内容を妻や長男に共有し、思っていることを伝えているようだった。
妻も長男も素直に娘の言葉に耳を向けて、娘の応援をするように声をかけているように聞こえた。
時には笑い声も聞こえてきた。
(娘にとってはとても重大なことだが)家族がケラケラと笑いながら話している様子はとても久しぶりな気がして、嬉しかった。

家族は皆、娘の味方だ。

 

ちなみに画像は公園を散歩したときの何者かの足跡。
グーグルレンズで調べてみたところタヌキかイタチっぽい。